2009年8月21日金曜日

川辺川と五木村

ダムができるらしい場所
以前から休みを取るように計画をしていたので、
今日は走りに行くのである。目的地は、川辺川と五木村。

太宰府~久留米は、かなり交通量が多かったが、託麻PAまで一気に走って一休み。八代から人吉までは、久しぶりに通ったが、こんなに橋とトンネルが多かったかねー。ちょっとびっくりですよ。

人吉でガス補給をして、R445を五木村へ。かなり細い道を覚悟していたのだが、村の移転と道路の工事はほぼ完了していて、すっかり様変わりしていた。相良村から五木村の道の駅まで、トンネルと橋が連続した広いまっすぐな道になっていて、なんの問題もなし。(面白みもなし)

頭地資料室

道の駅で、スタッフの女性に「すっかり様子が変わりましたね。」と声をかけると、「下には何も残ってないねえ。資料館があるぐらいだね。」というので、その資料館に行ってみた。

「頭地資料室 やませみ」という。小さな建物だった。川辺川がいかに危険な川であり、川辺川ダムがいかに役立つものであり、環境に配慮したものであるかという資料(だけ)が大量に展示してあった。ふーん。

旧道まで下りると、近くから川を見ることができるからイイ。透明度が全然違う。ゴミが全然無い。まさに清流としか言いようがない。

駐車場の石のベンチの上で、うまかっちゃんを作って食べた。いつものように「自炊昼食(コーヒー付き)」

ラーメンを食べ終わった頃、地元のおじさんが「暑いねえ」と言いながらやって来た。

「みなさん全員引っ越しをされたんですよね。」「一軒だけ残ってるよ。じっちゃんとばっちゃんが住んでる。」「でも、ダムはできないかもしれないんでしょ。」「できなかったら五木村は困るねえ。」「・・・。」

旧道
今日の目的(1)は、学生の時、初めての五木村でテント泊をし、近所の人から温かい湯豆腐をいただいた場所を見つけること。夏なのに、朝はとても冷え込んで、湯豆腐が本当に美味かったのだ。小学校の近くで、鳥居があって、ダムの事務所があったという記憶がある。しかし、旧道は通行できず、見つけるどころか探すこともできなかった。

今日の目的(2)は、「川辺川ダムと五木村~苦難の半世紀を振り返る~」という五木村発行の書籍を入手すること。これは、新しくなった五木村役場ですぐに入手できた。1500円。役場には、スリッパに履き替えて入った。

新しい立派な役場の周りには、新築の家がいっぱいだった。小学校もとても立派だった。

帰りは、人吉から八代までR219で球磨川沿いに下った。川下りはやってなかったようだが、ラフティングのゴムボートは何艘か見かけた。